セミナー開催レポート Vol.06

最初に、応募書類の書き方について学びます。

応募書類は、皆さんより先に応募先企業に届く“自分の分身”。
「この人を面接に呼びたい」と思ってもらう必要があります。

セミナーでは、代表的な3つの応募書類である履歴書・職務経歴書・添え状について、どんなことが減点・加点になるのか解説していきます。

まずは履歴書で採用担当者が見るポイントをチェック。
志望動機を自分の言葉で書いているか、添付写真の加工しすぎはNGなど、レジュメに書かれていない細かい内容まで、皆さん熱心にメモしていました。

次に職務経歴書について見ていきます。
職務経歴書は、履歴書には書ききれない自分の強みをアピールするもの。
今回は、参加者の皆さんにお配りしている就活ノウハウブック（さすてなブック）のワークを交えて、自分にどんな強みがあるのかを洗い出していきます。

応募書類の書き方についてポイントを掴んだところで、履歴書のサンプルを使って間違い探しに挑戦しました。

氏名や学歴、資格、志望動機など隅々まで確認していくと、
たくさんの改善すべきポイントがあることに気付きます。
皆さん、お隣の方と意見を出し合いながら、間違いを見つけていきました。

書類選考に通れば、次は面接対策が必要です。
ここでは、面接を行う目的とともに、事前に何を準備すべきかを解説。
自己紹介や退職理由、退職後は何をしていたかなど、面接によく出る質問の答え方も学びます。

面接では外見や態度など、第一印象も大切です。
マナーや態度で気をつける点について、対面とオンライン面接、それぞれチェックリストをもとに確認していきました。

今回は、応募書類の書き方や面接での伝え方のイメージを掴んでいただくため、ワークを交え、ご自身で考えていただく時間が何度かありました。
ワーク中は講師やアドバイザーがサポートいたします。皆さん、講師等に質問しながら積極的にワークに取り組んでいたのが印象的でした。

参加者に実施したアンケートでは、「履歴書の書き方に不安があったが、気を付けるポイントが具体的に分かって良かった」「アドバイスをもとに書類作成、面接の準備をしっかり行っていきたい」「強みがなく悩んでいたが、ささいなことでもアピールできると気づけた」といった声が寄せられました。
皆さん、応募書類作成や面接に対する不安が和らぎ、就活への意欲が高まったようです。